入江・高砂貝塚館

全くの私事にはなりますが、ここを見学に行く直前に立ち寄った室蘭の白鳥台展望台で、突然スズメバチに右足を刺されまして、ズキンズキンと痛む患部をもらった氷で冷やしながら、びっこを引き引き訪れました。
天気も不安定で、いつ土砂降りになってもおかしくない日だったので、入江貝塚、高砂貝塚の現地は見に行けませんでした。
そのうちリベンジに出かけたいと思いますので、現地についてはしばらくお待ち下さい。

行き方

あまり目立った目印はないのですが、国道37号線の途中に看板が出ているので、見落とさないようにします。金網フェンスで囲まれた公園の角を入ります。
ＪＲ洞爺駅が近くにあります。高速を使う場合は、虻田洞爺湖ＩＣで降ります。

国道から入ると、ＪＲの踏切を超えて、すぐに結構な登り坂になっています。この坂の上に貝塚館はあります。

ガイドさんについてもらえます。

タイミングがあえば、是非お願いしてみましょう。一人で観て歩くよりも格段に理解が深まります。

土器やら石器やらに触れるコーナーもあります。

調べ学習にもぴったりです。

年表も工夫されていて、わかりやすいです。

展示も立派です。

けっこうイケメンな土偶。

展示の最後の方になりますが、見逃せないのが人骨の展示です。
この展示は、胎児の骨が出てきています。
お腹の大きなお母さんが出産時に何かの原因でなくなったのでしょう。

こちらは、男性の骨なのですが、ものすごく細くて弱々しいです。

十数年も寝たきりの子を介護し続けていたのがわかります。
医療の進んだ今でも大変なのに、縄文時代にどれだけ大変だったのでしょう。
想像しただけでも頭が下がります。

２０２３－０９－０１　作成
２０２３－０８－０６　取材

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