熊戻渓谷は、あまりの険しさに、熊でも戻ってくると言われるほどの渓谷です。
確かにものすごく深い谷が続き、落ちたら助からないなーという感じです。
広葉樹が多く、秋は紅葉の名所としても知られます。
この渓谷を走る林道は、狩場山の登山口に通じており、さらに進むと、島牧村の賀老の滝へとつながっています。
真駒内ダムを過ぎたあたりから、道はかなり狭くなり、いかにも林道という道になりますから、運転にはくれぐれも注意してください。
さて、どのくらい深いかわかるかなー？ずーっと下まで見てみて。
って、このくらい深いんです。
林道の脇の露頭を見ると、こんな感じです。
凝灰角礫岩の露頭です。凝灰岩質の基質に角レキがぎっしりと詰まっています。
狩場山系の火山活動の結果積もったものです。
場所によっては、レキが丸くなっています。
丸いってことは、転がっていたのか、それとも火山弾のように溶けたまま空を飛んだのか・・・、どのような活動だったのでしょうね。
ちょっとわかりません。
吊り橋まではいけませんでした。
悪しからず。