行き方

フェリーの着く奥尻地区からひたすら北上します。バスは便が悪いので、レンタカーが便利でしょう。
大体３時間５０００円、１日１００００円くらいが相場のようです。
２日間走り続けるなら、片道無料キャンペーンがあるときはフェリーに車を乗せた方が安上がりです。

２０１６年現在、案内図が破れています。ちょっと残念です。

駐車場の向かいには、お土産屋さんがあります。

トイレもあります。向こうに見えるのは、相撲の土俵です。年に１回、相撲大会が開かれているそうです。

キャンプ場用のトイレもありました。シャワーらしきもがありましたが、水は出ませんでした。
でも、この霊場でキャンプって、なかなか度胸がいります。

その先には、いかにも霊場という風景が見られます。

１９９３年の北海道南西沖地震では、この稲穂地区には３分で津波が来たとされています。何人もの方が逃げ遅れて亡くなっています。その方たちの慰霊碑です。
慰霊碑には１７人の方の名前が記されています。

河原ではなくて、海岸なのですが、石の積まれた風景は、まさに賽の河原です。

このような石積みが延々と連なっています。
石はかこう岩が多いですが、安山岩なども混じっています。

ちなみに、ここの石を持ち帰ってから、送り返してくる人が毎年のようにいるそうです。
良くないことが起こり始めるのだそうです。
信じる信じないは別にして、ここは霊場ですから、石を持ち出すようなことはやめておきましょう。
かこう岩なら、奥尻島では他の場所でも簡単に手に入ります。
（似たような話はハワイ島の溶岩でも聞きます。）

２０００．０９．２４　取材
２０１６．０７．２８　取材

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