津波最高到達点




山の上の四角い看板が津波最高到達点で、23.3mと書かれています。
しかし、29mという人もいれば、31mという説もあったりします。
どの調査が正しいのでしょうか。
この看板は正しいのでしょうか。よく分からなくなります。
いずれにせよ、この看板の高さまで5分以内に津波が来たということは、
5分でここまで登らないと助からないことを意味します。
ちょっと無理ですね。津波の恐ろしさが伝わるところです。



2000年当時の記事

藻内には、津波最高到達点があります。道ばたに看板が出ているので、間違えることはないでしょう。


見上げるばかりの山の中腹に到達点があります。23.3メートルもの高さです。

この高さまで津波が達したとは、にわかに信じられない気持ちがします。
(下の丸い青い看板ではありません。崖の上の四角い看板です)




この場所にたって、津波の様子を想像してみてください。

すぐ向かいには、家の土台だけが残っています。ここに住んでいた家族はどうなったのでしょうか。

災害の恐ろしさがひしひしと伝わってきます。



ここは玄関だったのでしょうか。タイルだけが残っています。



少し神威脇側から振り返ってみた最高到達点。

図の線の高さまで津波が押し寄せたのです。





2000.09.23 取材
2016.07.30 取材

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