ここは、知る人ぞ知る桜の名所でもあります。
公園といってもそれほど整備されているわけではありません。
訪れる人もまばらで、それだけに自然がたくさん残されているところでもあります。
行き方
江差方面から熊石方向へ進む場合、琴平岬の集落を過ぎ、
潮見の集落に入りかけたあたりに、右手に登っていく細い道がありますから、
そこを上ってください。
道は細いので、気をつけて走行してください。
熊石方面から江差方向へ進む場合は、
豊浜の集落を過ぎ、花磯の集落に、左手に上っていく道がありますので、
そこを上ります。
こちらから入った方が道は広くて安全です。
高台の上には、明和小の隣に立派な駐車場やトイレが整備されています。
トイレの前の道を右へ行きます。
この看板から入ってください。
中には、トチノキや、クワなど、いろいろな樹木が育っています。
サクラの時期には、サクラのきれいな公園です。
途中、左に折れる木でできた階段があり、
そちらの方の道が立派なので、ついついそちらへ行きたくなりますが、
左へ行ってしまったら、ただ、草地をぐるりとまわって戻ってきてきてしまいます。
こっちは、今回の目的地ではありません。
曲がらないでまっすぐ進みます。
すると、「魚魂乃碑」という石碑のある広場に出ます。
さらにその先、よく見ると、踏み分け道がさらに続いていきます。コンクリートの階段を下りていきます。
すると、岩だらけの台地に出ます。ここが鮪の岬の柱状節理の上になるのです。
教科書のような柱状節理の断面の６角形を探すのは難しいかもしれませんが、
岩が規則正しく並んでいることはわかります。
ちなみに、岩の間に生えている草は、ほとんどがノビル（かアサツキ？）のようです。
１本ちぎって、においをかいでみてください。ネギのにおいがします。
こんな環境下で、よく生きているものだと驚きます。
海からは切り立っていますから、あまり縁まで行って転落しないようにしてください。
岩はすべりやすいです。
自然界での事故は自己責任ですからね。
２００３．６／２２ 取材
２０１１．５／２１ 取材