砂崎の道路が消えた２０２０

２０２０年１０月２日、砂崎灯台へ向かおうとして、衝撃的な光景を目の当たりにしました。
なんと、道路が消えていたのです。

砂崎灯台への道は、野鳥観察小屋があった頃は、けっこう手入れされていて、細いながらも走りやすい道でした。
しかし、小屋がなくなってからは、グミの木が道に出てきて車をひっかくようになりましたし、ちょっと荒れてきた感がありました。

２０２０年１０月に、灯台へ行こうとすると、道がペットボトルなどで埋められていました。
道の低くなったところにプラゴミを入れて埋め立てようとしたのかなと思いました。

しかし、その先には水がたまっていて、なにやら変な感じです。
ここで車を止めて、歩くことにしました。
草むらは歩きにくいので、一旦砂浜に出て進んだところ、防波堤の役割をしていた砂丘が一部途切れて、なくなっていました。
そして、そこはずっと奥まで砂が広がっていたのです。

砂の先には、プラゴミがいっぱい流されていました。プラスチックは軽いので、砂が流れ着く前に、プラスチックが流れ着くようです。

そして、道路が砂で埋められてしまった現場にたどりつきました。
１台の車がここまでたどりつき、道がないので引き返していったことが、タイヤの跡からわかります。

砂は浮いている状態なので、ここに車が入り込んだら埋まることは避けられないでしょう。
この車のドライバーは、よい判断をしたと思います。

灯台への道は、２０２０年１０月２日現在で、このようになっていて、車で灯台までたどりつくのは、不可能です。
しかし、灯台にはメンテナンスに行く必要がありますから、この道がこのまま放置されるとは考えにくいと思います。
早く復旧することを祈りたいと思います。

２０２２年３月３１日、道はまだできていませんでした。
しかし、猛者は砂地を走っていっているようです。しかし、真似はしないほうがいいでしょう。

２０２２－０４－１３　改訂
２０２２－０３－３１　取材
２０２０－１０－１２　作成
２０２０－１０－０２　取材
２０１５－０１－０４　取材
２０１２－０９－０２　取材
２０１０－０６－２６　取材