鉄山の粗粒玄武岩


行き方
函館市街地より、南茅部へ向かうように進みます。
旭岡を通り、亀尾の集落を過ぎていく方法と、
戸井へ向かうように進み、汐泊川の橋を渡ってすぐの交差点から亀尾方向へ左折する方法があります。
亀尾からは、1本道ですから、間違えることはありません。

下の地図のように、ゴルフ場を過ぎたところで、右折のT字路があります。35と表示されたあたりです。
目的地は、この交差点付近です。



「国土地理院タイル」(
https://maps.gsi.go.jp/development/ichiran.html)を改変

交差点を右折してすぐのところに、鉄山協和組という会社があります。
稼働している鉱山ですから、基本的には立入禁止です。
観察する前には、事務所に挨拶しなくてはなりません。

こちらの会社は、山を崩すと言うよりも、下に向かって掘り進んでいるようで、
外からはあまりよくわからないようになっています。
掘っている穴は深いですから、落ちないように注意してください。




そばへ行くと、こんなに深く掘っていました。
柱状節理がよくわかります。



粗粒玄武岩は、黒っぽくて重い石です。
鉄分を多く含むので、ネオジム磁石を糸に吊るして近づけると、ひきつけ合います。
また、鉄分が昆布の生育に役立つようで、コンブ礁として利用されているようです。

ここの石は、ちょっと油っぽい感触がありました。不思議な手触りです。

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