「国土地理院タイル」（https://maps.gsi.go.jp/development/ichiran.html）を改変
小谷石にも、狐越岬で見た変質帯が続いています。小谷石の集落は、この変質帯のガケのふもとにできているのです。
１９７３（昭和４８）年の集中豪雨の時に、黄色い変質帯が水を含み、大規模な崖崩れが起こり、人家もろとも海になだれ込むという大災害が起こってしまいました。
それを防ぐために、小谷石のガケというガケはコンクリートでかためられ、川という川には、砂防ダムが設けられています。そのため、小谷石地区では、その原因となった黄色い変質帯を見ることはできません。
