寿都磯谷高原

磯谷高原（磯谷牧場跡）

昔は磯谷牧場として利用されていたところですが、現在は風力発電の場所となっています。
ここは、眺めが良いので、写真を撮る人などが訪れています。

行き方

北作開から海岸線を北上していきます。
横澗漁港がまず第一の目標です。
そこには「日本海食堂」という建物が目立ちますので、第二の目印にしてください。

ただ、この日本海食堂まで行ってしまうと行き過ぎなのです。
その手前、山側に上る細い道があるのでそこを大きく右折です。

急斜面を上っていくと、Ｔ字路にあたります。

ここを左折します。

すると、ライダーズハウスの表示があります。これがあれば道は間違っていません。

道はさらにわかりにくい交差点にあたります。
交差点の真ん中に白い安全地帯が描かれていて、Ｙ字路のようになっているのです。

ここは、右の方（山の上の方）を選びます。
完全に右へ行く道（これは山へ向かわない）もあるのですが、そちらは違います。

そこから高台に登り、浄恩学園を目指します。
浄恩学園まで来れば後は1本道です。

ただしその先は林道です。舗装はされていますが、道幅は狭く、急勾配、急カーブだらけです。
十分注意して進んでください。
こんな所誰も来ないだろうと思われるかも知れませんが、結構来ます。そのつもりで進みましょう。

特に磯谷高原とか、磯谷牧場跡地などという看板などはありませんが、
車を止められるような広いところがあって、眺めの良いところに来るので、間違えないと思います。

「国土地理院タイル」（https://maps.gsi.go.jp/development/ichiran.html）を改変

行き方その２
蘭越町側から登る道もあります。
こちらは距離が短いのですが、その分急勾配、急カーブが続きます。
常連の方の話では、日本海食堂側の道をおすすめするそうです。
時間もそんなには変わらないということでした。

こちらの道は、入り口が非常にわかりにくいです。看板も何もありません。
この倉庫が目印です。
白い車の止まっているところが入り口です。

カーナビの画面では、ここになっています。

素晴らしい眺め。

羊蹄山もくっきりはっきり。

ここで車中泊しました。風車の音がかなりうるさいです。覚悟していきましょう。

日本海に沈む夕日

ニセコ方面の朝焼け
こんな光が見えるのは、夜明け前のほんの5分間ほど。
夏過ぎ頃に行けば、もっと羊蹄山のあたりが赤くなるはず。

風力発電のプロペラが立ち並ぶということは、風が強いことを表しています。
星を見に行こうなどと考える人は、天気予報の風の強さに十分気をつけて計画を練ってください。
管理人は、ここで星をタイムラプスしていて、強風で三脚が倒れてカメラとレンズを大破しました。
修理代の痛かったこと･･･。トホホです。

そして、リベンジに出かけました。
今度は風の弱い日を選びました。

ちょっと雲が多いです。

雲と霧がひどくて、星は明け方にほんの数分だけしか見られませんでした。
かわりに明け方の雲海がすごかったです。

雲海というよりも雲河というべきくらいの流れです。

２０２２年９月２５～２６日、ダイヤモンド羊蹄狙いで、車中泊しました。
途中、突然ヤマバトが飛び立ってびっくりして、オスのエゾシカが道路を走ってびっくりして、
現地について車から降りたらキタキツネがいてびっくりしました。
ヒグマがいても当たり前の自然です。

それまではいつも一人だけしかいなかったので、たまに人が来るくらいのところという認識でしたが、
このときは恵庭とか、仁木とか、遠くからも何台もの車が集まりました。
みなさんダイヤモンド羊蹄狙いだったようです。
撮影のメッカだったのですね。認識を新たにしました。

ここからは羊蹄山はほぼ真東に位置するので、春分の日、秋分の日あたりには、
羊蹄の山頂から朝日が出るのを狙える可能性があるのです。
わずかに南にずれているので、朝日が山頂から上るのは、秋分の日のちょっとあとになります。
春分の日あたりも狙えますが、ここは多分雪深くて、道路も埋まっているか凍結しているかでしょうし、
本気で命をかけることになりそうですので、おすすめできません。

当日は、やや雲が多くて、残念ながらダイヤモンド羊蹄は拝めませんでした。
来ていた方の話によると、本当はもう１－２日後の方がいいということでした。

仁木から来ていた方によると、
ダイヤモンド羊蹄は、高度があるので空は白くなってしまって、写真の写りとしてはあまり良くない。
隣のダイヤモンド尻別岳なら、低いので空が赤く染まって美しい。
ダイヤモンド尻別岳は、１０月１１－１３日ころになる。
とのことでした。参考にしてください。

２０２２－１０－１０　改訂
２０２２－０９－２５　取材（ダイヤモンド羊蹄ならず）
２０２２－０９－１２　改訂
２０２２－０９－０９　取材
２０２２－０８－１６　作成
２０２１－０５－２０　取材