寿都町
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ゆべつの湯

 樽岸海岸

建岩隧道跡

道の駅

山中海岸

弁慶岬公園

弁慶岬港

風力発電

朱太川河口

鰊御殿

追分記念碑

旧歌棄佐藤家漁場

磯谷高原

海底火山の大噴火

　寿都町は、風の強さが売りの町です。マスコットキャラクターは、「風太」。寿都町出身の本庄敬という漫画家がデザインしました。（本庄敬、いいですよ。読んでみてください。）
　風をいかして、風力発電にも力を入れています。町のあちこちに巨大風車が回っています。
　地質的には、海底火山の町です。特に寿都湾は、巨大な海底火山の中心地であったことがわかっています。

　夏の寿都は、青い空、青い海、さわやかな風、本当に気持ちのいいところです。国道から、緑の草原と青い海を見ると、寿都らしい風景だなと感じます。

２０２０年、寿都町は、原発から出る高レベル放射性廃棄物の最終処分場としての文献調査に手を挙げました。
放射性廃棄物は、すでに大量にたまっているので、どこかで処分しなくてはならないものですが、安全と言えるレベルになるまでには１０万年もの時間がかかります。

寿都の地層は、がさがさのハイアロクラスタイトなどでおおわれ、また東西圧縮によるひび割れなどもたくさん存在して、地下水の通りやすい性質になっています。最終処分場を作るには、不適というほかはありません。１０万年の間に高濃度に汚染された地下水があちこちから出てくることは十分ありえることです。よくよく考える必要があります。
１０万年間、責任を取ることができるのでしょうか。