北海道本州最短の地　汐首岬

函館市石崎のところから、釜谷バイパスが通っており、汐首まで快適に進むことができます。しかし、バイパスは、付近の生活道路でもありますので、人が横断しますし、警察の取り締まりも厳しいところです。くれぐれもスピードの出し過ぎには注意してください。

バイパスが終わると、汐首の集落です。ここの高台には汐首岬灯台があります。

汐首岬バス停から２００メールのところに小さな看板と港が見えてきます。そこが北海道と本州の最短距離の地点です。その距離わずかに１７．５キロメートルです。北海道と本州は、意外と近いのです。

看板以外は何もありません。車を止めるスペースすらありません。
ちょっとくらい駐車場があっても良さそうなものですが・・・。
さびしいぞ。

ここが最も近いところなのに、青函トンネルは、わざわざ福島の方まで大回りして、本州につながっています。なぜでしょうか。

それは、この最短の地は距離は近いのですが、海がとても深いのです。そのため、トンネルを通すには、深く深く掘らなくてはならないために、海底トンネルは実現しませんでした。現在青函トンネルが通っている場所が、一番海が浅くなっています。

そのため、最近は海上に大きな橋を造りたいという研究会が活動を始めています。お金さえあれば実現の可能性はありそうです。もしも橋ができれば、車でわずか２０分ほどで本州に着いてしまうことになります。実現するといいですね。