上八雲の褶曲（しゅうきょく）
崖崩れのために失われました
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ペンケルペシュペ橋を渡って今金方面へ約５００メートル進むと、右手奥の遊楽部川の対岸に崖が見えてきます。道路に車を置き、牧草地の中を河原まで歩いていきましょう。
現在は、上の写真のように崖崩れのために、ポイントは失われてしまいました。
残念です。
仕方がないので、元はこのような崖が見られたと言うことで、がまんしてください。
八雲層の硬質頁岩が、大地の大きな力で、ぐにゃりと曲げられています。このような構造を褶曲といいます。
地層の傾きを追って右手を見ていくと、途中で傾きが変わってしまいます。これは大地の大きな力で地層が断ち切られてしまったのです。このような構造を断層といいます。
このポイントでは、硬い硬質頁岩の層をこのように曲げたり断ち切ってしまったりする大地の大きな力を想像してみましょう。
厚沢部町 稲見の褶曲