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香雪園で見られる鳥 シマエナガ
近年ものすごく人気のこの鳥は、本州のエナガの亜種になります。
エナガの顔には黒い線が入っていますが、シマエナガの顔は真っ白です。
そのため、雪だるまちゃんとか、雪の妖精などと呼ばれます。
ひなの顔には黒い筋が入ります。
香雪園では、顔に黒い筋の入った個体が群れの中にいたことがありますが、この子は、その年生まれた未成熟な子どもだったのか、それとも本州から渡ってきたエナガだったのか、判断に迷います。下の写真の最初の個体です。
シマエナガのシマは、北海道という島にいるのでシマエナガです。顔にシマがないのにシマエナガと考えると、頭が混乱してきます。
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写真で見ると、可愛らしい顔して、枝にちょこんと止まっているように見えるかもしれませんが、実物は小さい上にものすごいチョロスケで、いっときもじっとしていません。
常にチョロチョロチョロチョロチョロチョロチョロチョロチョロチョロチョロチョロ・・・あー、少しは落ち着け！と言いたくなるくらい動き回ります。
そのため、写真撮影では高速連写にして、とにかく撮って撮って撮りまくる！撮れた中で、何枚かいいのが撮れていたら儲けものという、下手な鉄砲方式で撮っています。
ある日、シマエナガが香雪園に現れたので撮りまくって帰宅し、パソコンで開いてみたら、なんと4000枚！
それをチェックしながら、それなりに写っているものを選別すると、約40枚。
100枚に1枚の割合でした。選ぶだけで、目に来てしまって、ムスカ大佐になりました。「目が、目があ！」
また、シジュウカラやヤマガラなどと混群でいることが多く、写真を撮るときにだまされることもよくあります。
たいていシマエナガは高い木の梢の方にいることが多く、なかなか写真を撮らせてはくれないのです。
それなのに、近くの低い枝に飛んできて止まった鳥がいるので、「やった、下りてきてくれた！」と、カメラを向けると、シジュウカラやヤマガラなのです。
フェイクだ、だまされたと思っているのに、シジュウカラやヤマガラは人慣れしているので逃げもせず、私を撮ってとばかりにポーズつけていたりするのです。
うーん、今そこにシマエナガが来ているんだ、撮りたいのはお前じゃないぞと言いたくなります。
こうして書いていると、シジュウカラでも来てくれただけいいじゃないかと思うのですが、その現場ではそんな余裕はなかったです。
ところで、2022年の朝、THE TIME というニュース番組をやっていて、安住紳一郎アナとか、香川照之とかが出演しています。
その番組ではシマエナガちゃんというマスコットが出てくるのですが、これがまたかわいくない。
しゃべる中身もかわいくないし、そもそもシマエナガに見えません。くちばしが黄色いので、アヒルかヒヨコか何かに見えてしまいます。
見るたびに「違うー！」と、テレビに文句言っています。
文句があるなら見なければいいのにと思うでしょう。しかし、奥様がそれを見ているので・・・、あとはお察しください。
２０２２－０２－２８ 作成